産後の妻に、何と声をかける? お袋の正解は「やったじゃん!」でした
双子が生まれる前、妻と2人で、SNSのある投稿を読んでいました。「生まれたとき、何と声をかけてほしかったか」「あの声のかけられ方が本当に嫌だった」。出産を経験した方たちの、そんな投稿です。今回は、産後の妻にかける言葉の話です。

双子が生まれる前、妻と2人で、SNSのある投稿を読んでいました。
「生まれたとき、何と声をかけてほしかったか」「あの声のかけられ方が本当に嫌だった」。出産を経験した方たちの、そんな投稿です。
今回は、産後の妻にかける言葉の話です。
「ありがとう」が嫌だった、という投稿
いくつも読んでいくなかで、一番驚いたのがこの投稿でした。
「義理のお母さんから『ありがとう』と言われて、腹が立った」。
正直、「まじか」と思いました。お礼の言葉なのに、なぜ嫌だったんだろう。私にはすぐには分かりませんでした。
妻と2人で「なんでそう思うんだろうね」と話したのを覚えています。同じ言葉でも、受け取る人によって、聞こえ方はまったく違うのかもしれません。
お袋がかけた言葉は「やったじゃん!」
そうなると気になるのが、うちのお袋です。出産を終えた妻に、何と声をかけるのか。私は内心、ドキドキしていました。
お袋が妻にかけた言葉は、「やったじゃん!」でした。
私は思わず、心の中で「何が?」とつっこみました。「おめでとう」でも「ありがとう」でもなく、「やったじゃん」。お袋らしいといえば、お袋らしい一言です。
ところが妻は「これが正解じゃないかな」と言います。言われてみると、たしかに正解といえば正解なのかもしれません。大仕事をやり遂げた本人を、そのまま主役にする言葉だからでしょうか。ここは私の想像ですが、妻の一言で、お袋の言葉の見え方が変わりました。
この件は、完全に妻の一本勝ちです。事前に2人で投稿を読んでいたのに、正解を言い当てたのは妻のほうでした。

真珠のネックレスに「こういうことできるんだ」
私からも、子どもを産んでくれた妻に贈り物をしました。選んだのは、真珠のネックレスです。これから入学式など、改まった場面がたくさんあります。フォーマルな場で着けられるものがいいと思いました。
渡したときの妻の反応は、「こういうことできるんだ」。
……私は、そういうことをしなさそうに見えていたのでしょうか。少し複雑な気持ちになりました。
妊娠中、大変な思いをしたのは本当に妻だけでした。双子をお腹で育てて、産んでくれた。だから、言葉でも、形でも、ちゃんと感謝を伝えたかったのです。
わが家で分かったこと

産後にかける言葉に、たった1つの正解はないのだと思います。「ありがとう」がうれしい人もいれば、嫌だった人もいる。わが家の場合は、お袋の「やったじゃん」が妻にとっての正解でした。そして夫の私からは、言葉だけでなく、形に残るもので感謝を伝えました。反応は「こういうことできるんだ」でしたが。
わが家では、出産の前に夫婦で、こうした投稿を一緒に読んで話していました。これから出産を迎えるご家庭なら、「どんな言葉がうれしいか」「何を言われたら嫌か」を、一度夫婦で話してみるのもいいかもしれません。私のように、自分の親が何と言うかドキドキするのも、きっと出産前ならではの時間です。
書いた人:まみたんの専務
関西の子育て情報誌『まみたん』を出している会社の専務。40代。離婚を経て、2回目の子育ては2026年8月生まれの双子の男の子(いっちゃん・にっちゃん。2人まとめて「お子's(オコズ)」と呼んでいます)。平日の4日は大阪で仕事、週末は洗濯以外の家事を全部やる係。1回目の子育てで知らなかったことを、今回はちゃんと調べて、工夫しながらやっています。
次回は、保育園の見学と申し込み。入れるかどうかは「点数」で決まる、という話です。
Author
まみたん編集部

