今回は「履物をそろえる」についてお話しします。
自分の脱いだ履物をそろえるということは「心と物のけじめをつけること。つまりしまりをつけること」になります。自分で自分を律するという点で、自制心と自律心が育ちます。何事もしまりが大切です。服を脱いだら脱ぎっぱなし、履物を脱いだら脱ぎっぱなしではしまりがありません。これは「すさんだ心」つまり自分勝手なわがままな考え方や態度の現われです。それを正すには履物指導が一番です。
履物をそろえるということは次への準備ということも身につきます。ふきんでテーブルを拭きます。拭きっぱなしでは仕事とはいいません。ふきんを洗って次にいつでも使えるようにしておくのがけじめのある仕事です。これは自分勝手ではなく相手の立場に立つということも身につくのです。
つまり、使ったものを元の場所に戻すという整理整頓のしつけの基礎が履物にあるのです。
まずはご自分の家の履物をそろえることから始めませんか。そして気がついたら周りの人の履物もそろえてあげましょう。自分の履物をそろえるのに何秒かかりますか。その数秒の節約が大きな心のすさみを生んでしまいます。ちょっとを大切にしましょう。
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