読者のアンケートでは約15%のご家庭が自営業のご家庭でした。そのご家庭の内約30%のご家庭で生命保険を掛けておられません。自営業とサラリーマンとの違いにより、公的な保障も違う点を中心に考えてみましょう。
万が一の面で自営業とサラリーマンのご家庭で何が違うか?
万が一のことや将来のことを考えるにあたり、公的な保障がどれだけあるかによって、準備する内容も大きく変わってきます。特徴的なことは以下のとおりです。
(1)自営業者の特徴
公的な保障の面で見れば原則的に“国民年金”しかないことになります。この“国民年金”の保険料自体も生活費の中から捻出することは難しく、保険料自体を払っておられないご家庭が存在しています。この“国民年金”は、パパさんに万が一の場合は遺族年金が支給される仕組みになってはいます。でも、その保障額はサラリーマンのケースよりかなり少ないので、自営業の方は民間の”生命保険“に多く加入する必要があります。
(2)サラリーマンの特徴
一般的には“厚生年金”に加入していますので、“遺族年金”の保証額はかなり高いこととなります。決して贅沢のできる保障ではないので不足額は“生命保険”で補うこととなりますが、自営業の方ほど用意しなくても良いことになります。
老後資金の面で自営業とサラリーマンのご家庭で何が違うか?
(1)自営業の特徴
やはり“国民年金”だけではご夫婦を合計しても満足な資金は用意できていません。将来のことを考えて、個人年金を中心に老後に向かって最低の生活ができるように準備をしておく必要があります。特に、手に職がある自営業は“定年”と言うイベントがないために、いつまでも現役というような錯覚に陥りやすいものです。しかし、体力の限界や病気のこと、働けなくなった後のことを考えるとサラリーマンのご家庭よりも老後資金の準備についてはかなり意識する必要があるようです。
(2)サラリーマンの特徴
一般的には退職金を伴う定年と“厚生年金”から老齢年金が支給されるので、自営業に比べてやや楽な感もあります。しかし、極端な話、全員が社長?になれるわけではないので、自営業のようにチャンスと努力によって極端に収入が増えることは少ないと考えられます。生涯平均的に収入が保証されている代わりに、大きな転機もないのがサラリーマンの特徴です。ですから、大きな出費、年間収入に不足が生じるような住宅ローン、教育費については計画的に考えなければなりません。
まとめ
結論的には自営業は万が一の保障が不足気味なので“生命保険”の保証額をしっかりキープすること。老後資金が不足しがちなので、将来に向かって収入が高い時期に温存させておく必要があります。一方、サラリーマンは平均的な所得と定年や退職金を得られる代わりに大きな収入増大と言う時期がないので、出費には要注意です。
ママさんの話で、“お隣はこんなに…なのよ!!”とか“パパさんの友達は…で良いわね!!”とかよく話しに聞きますが、職種でずいぶん家庭の事情が変わることは知っておいてくださいね!!
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